歯の銀行とは
矯正歯科治療で抜かれる健康な歯や親知らず等の歯を将来における移植(自家)のために、生きたまま長期保管することです。

よくある質問

すぐ預けられますか?

 感染症の有無をチェックするため歯を抜く前(抜歯前6か月以内)に血液検査が必要となります。

保存の方法は?

 歯の周りにある組織を損なわないよう広島大学で開発された磁場を使った特殊なプログラムフリーザーで冷凍し、その後はマイナス150℃で長期保存いたします。(通常20年、最長40年まで可)

健康保険は使えますか?

 健康保険の適用外です。費用は全額患者さまのご負担となります。

誰の歯でも大丈夫ですか?

 ご本人の歯に限ります。
 冷凍保存には適さないため以下の患者さまはご遠慮いただいております。

※重度の全身疾患・糖尿病や肝臓病・骨形成不全・骨粗しょう症・放射線治療・血液疾患・ヘビースモーカー・薬物中毒・重度な歯周病など

移植はいつでもできますか?

 冷凍保存された患者さまが何らかの歯科疾患や事故によって歯を抜歯される場合抜歯される前に「広島大学病院」にご相談ください。
移植が可能な場合はお預かりしていた歯を移植担当の歯科医までお届けいたします。

家族に移植できますか?

 歯の冷凍保存は将来ご本人様への再移植を目的に開発されたシステムです。
 たとえご家族であっても患者さま以外への歯の移植は法律上行えません。冷凍が完了した時点でドナーカードが送られます。

詳しいことは下記のホームページまで
広島大学発のベンチャー企業 有限会社スリーブラケッツ